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61件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1954-05-26 第19回国会 参議院 内閣委員会 第44号

それで結局日本は独自で日本を守る力というのは、アメリカ軍が撤退したのちにおいて日本戦力を持つ、併しそれでも日米行政協定によつて安全保障条約によつてアメリカ保護を受けておる間は、やはり独自の戦力ではない。そうするとアメリカ保護を受けないで完全に日本を守れるという、そういう戦力を持つことは当分ここ十年や、二十年で来つこない。

木村禧八郎

1954-05-14 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第62号

そういうぐあいに非難され反対されながらも強引にやるということは、これは今一連重要法案というものが国会にかかつているのと同一のものであつて、安全保障条約によつて日本の国をアメリカの衛星的な立場に追い込んだそのものと一連の必要上この警察法を改正するのだ、こういうぐあいにわれわれとして了解してよろしいかどうか、副総理の御答弁を願いたい。

西村力弥

1954-04-23 第19回国会 参議院 外務・内閣・大蔵連合委員会 第3号

○国務大臣(岡崎勝男君) 「軍事的義務を履行し」とありますのは、安全保障条約に基いて負つている軍事的義務を履行する、従つて安全保障条約において規定されておる軍事的業務を履行するのではありません。安全保障条約において規定されておりますのは防衛方増強であつて、それはここに別の項において防衛力増強約束いたしております。

岡崎勝男

1954-03-22 第19回国会 衆議院 外務委員会公聴会 第1号

つて安全保障理事会の許可がなくてもよろしいという意味から集団的自衛権というものが出て来たのでございまして、この自衛権の解釈として、日本市谷裁判などでは自衛権を狭く解釈しようとしておる。アメリカその他の自由主義諸国が逆に、この憲章の集団的自衛権という規定におきましては、非常に広い、新しい概念を持つて来たのであります。

大平善梧

1954-03-16 第19回国会 衆議院 外務委員会 第18号

安全保障で負つておる軍事的義務は、これはかわるのではない、再確認するということが書いてあるだけであつて、安全保障で現在までに負つて来た軍事的義務以上のものは負わないでいいとはどこにも書いてございません。だから問題にしておる。あなたは軍事的義務ということがあると言う、これはこの文章だけでは安全保障条約で負つている軍事的義務でございます。

穗積七郎

1954-03-15 第19回国会 衆議院 外務委員会 第17号

ところがこのわれわれの場合には、いわゆる軍事的義務というところに、日本の特殊の事情によつて安全保障条約に基いて負つておる軍事的義務というので、第五百十一条の第三項のような一般的な規定にいたしておりませんから、一般的な規定をここだけかえて、一、二、三、四と並べるのはかえつて変にとられますので、こういうふうな書き方をいたしただけで、意味は何にも大したことはありません。

岡崎勝男

1953-09-04 第16回国会 衆議院 外務委員会 第29号

つて安全保障条約前文では期待であるが、今度MSAを受けるとすれば、そういうことが義務になる。義務になるが、その態様等は、これは日本政府がきめるので、いつどれだけやるかということは別にないので、ただ一般的に政治上、経済上さしつかえのない範囲内で防衛力増強する、こういう義務であります。

岡崎勝男

1953-07-30 第16回国会 衆議院 予算委員会 第26号

しかしながら違うところは、現在の国力がかくのごとき戦力を有する軍隊を持つというようなことはできないから――不幸にして今の国力をもつてしては、敗戦後の日本としては、大きな防備を持つということは事情が許さないから、ここで安全保障条約を結ぶに至つて、安全保障条約によつて守らんとするのであります。

吉田茂

1953-07-18 第16回国会 衆議院 外務委員会 第16号

つて安全保障条約前文においても、自衛力を漸増するということをアメリカ側は期待しており、日本はこれを了承しておるわけであります。ただそれにはいろいろの制約がありまして、経済的、政治的その他各種の制約があつて、それがどういうときに、どういう形で可能になるべくそこに進むかということは今後の問題であります。これは日本政府及び国民がきめる問題である、こういうふうに考えております。  

岡崎勝男

1953-03-11 第15回国会 衆議院 外務委員会 第23号

つて安全保障条約に基く駐留軍駐留は、短かきほどよろしいのだ、いくら上手な外交をもつて日栄両国の親善をはかろうとしても、いかに文化財の交換をして両国民の理解を一層深めようとしても、一方において駐留軍からいろいろ来るところの災いが、これを相殺して行くおそれがあることを痛感するのであります。

植原悦二郎

1953-02-13 第15回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

つて安全保障諸費を入れた二十七年度の予算と、二十八年度の予算の比較は、防衛費増減としては当らないのではないか。防衛費といたしますれば、防衛支出金とか保安隊の費用、それから政府自身も認めておりますが、平和回復善後処理費連合国財産補償費、この四つの増減を中心にして考える場合に、特に保安庁費防衛支出金を比較するのが、狭義において正しいのではないか。

成田知巳

1952-12-24 第15回国会 参議院 予算委員会 第19号

ただ僅かに明らかにされましたことは、防衛関係経費として来年は質の向上に重点を置くのだということであつて、安全保障条約を結び、行政協定を結ぶ、そうして保安庁作つた吉田内閣として自主的な計画がないということは、あえて私は国家の政治をあずかる者の責任は重大でなければならないと思うのであります。

堀木鎌三

1952-11-27 第15回国会 参議院 本会議 第6号

つて、安全保障条約平和条約を結ぶときに、国連協力内容について具体的にどういうふうな了解になつておるか、この点を伺いたい。更にこれと関連しまして、安全保障条約日本自衛力を漸増することになつておりますが、これも安全保障条約によつて条約日本が再軍備する義務があろか。条約日本に再軍備する義務が課せられておるのかどうか。この点お伺いしたい。  

木村禧八郎

1952-07-21 第13回国会 参議院 本会議 第67号

つて、安全保障諸費中、占領軍移転経費なるものの算定基礎が全く不明のままで五百六十億円なるものの議決がなされたのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)即ち政府は、これだけの経費を承認してもらいたい、併しながらこの経費算定の合理的な基礎たる駐留軍の部隊の数などについては、これを明らかにすることができぬという態度で、與党の多数を頼んで押し切つたのであります。

波多野鼎